【パロアルト聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は14日(米現地時間)、米サンフランシスコ近郊のパロアルトで日本の茂木敏充外相と会談した。韓日外相会談は昨年12月24日に中国・成都で両国首脳会談に先立ち実施して以来、約20日ぶり。

 会談では日本の対韓輸出規制問題や、強制徴用問題の解決策などが議題になった。

 康氏は、日本による韓国向け輸出規制強化措置は速やかに撤回されるべきだとする韓国の立場を改めて確認。これに向けた輸出当局間の対話を加速させ、実質的な進展を遂げられるよう促した。

 強制徴用問題を巡っては、互いに自国の立場に言及した。NHKは13日、茂木氏は今会談で強制徴用問題に関し、韓国政府の責任で解決策を示すよう重ねて要求する方針だと報じていた。会談で同氏は、韓国側の要求に明快に前向きな返答をしなかったとされる。

 また、康氏と茂木氏は北朝鮮の非核化に関し、米朝対話が早期に再開され非核化の実質的な進展につながるよう、両国で努力を続けていく必要があるとの意見で一致し、その過程での韓日、韓米日間の緊密な意思疎通と協力を継続していくことを申し合わせた。

 両氏はあわせて、韓日間の懸案解決に向け、先の首脳会談開催で醸成された対話の機運を維持していくことが重要だとの認識で一致し、当局間の対話と協議を継続することにした。

 康氏は会談の最後に、全ての同席者を退出させて茂木氏と5分ほど一対一で向き合った。外交部の関係者はこれについて、一対一の会談はたまにあることだとし、「韓日両国間の関心事を話し合った」と伝えた。難題となっている強制徴用問題や輸出規制問題などを巡り、大きな進展を遂げるための方策が緊密に議論されたとの観測も出ている。

 韓日外相会談に先立ち、康氏はポンペオ米国務長官と会談したほか、韓米日3カ国外相会談を行った。