【ソウル聯合ニュース】韓国の2019年の自動車生産台数と国内販売台数、輸出台数がそろって1%台後半の減少率となったことが16日、産業通商資源部の集計で分かった。このうち韓国での日本車販売台数は、日本の対韓輸出規制を受けて日本製品の不買運動が広がった影響で、下半期(7〜12月)は前年同期の半分近くに落ち込んだ。

 産業通商資源部の暫定集計によると、昨年の自動車生産台数は395万1000台で前年比1.9%減少した。ルノーサムスンが日産自動車から受託生産している北米向けスポーツタイプ多目的車(SUV)「ローグ」の減産や、韓国GM労組のストライキなどが響いた。

 国内販売は小型セダンの販売減や一部メーカーの新車不足、輸入車の販売不振などが影響し、前年比1.8%減の178万台だった。このうち韓国車は151万8000台。SUVをはじめとするレジャー用多目的車(RV)がその半分を占めた。

 一方、輸入車をみると、上半期はドイツ車が、下半期は日本車が振るわず、6.4%減の26万3000台にとどまった。日本車の場合、上半期は10.3%の伸びを見せたが、日本による輸出規制が始まった7月以降は45.0%急減し、年間でも19.0%のマイナスとなった。

 輸出台数は前年比1.9%減の240万2000台と集計された。世界的な需要減、ローグ輸出の減少などが要因。ただ、比較的高額な電気自動車(EV)とSUVの輸出台数が増えたことで輸出額は5.3%増の430億7000万ドル(約4兆7350億円)と、4年ぶりの高水準だった。