【東京聯合ニュース】韓国政府筋は15日、新型コロナウイルスの集団感染が発生し、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船している韓国人14人(乗客9人、乗員5人)について、韓国への移送を検討していると明らかにした。

 韓国政府は当初、移送計画はないとの立場だったが、米政府が米国人乗客乗員を退避させるためのチャーター機を日本に派遣する決定を下したことなどを受けて方針を変更したもようだ。

 在日韓国大使館と横浜の韓国総領事館は現在、ダイヤモンド・プリンセスに乗船中の韓国人に対し、政府がチャーター機を派遣する場合、帰国する意思があるかどうかを確認している。 

 あわせて日本政府に対し、チャーター機への搭乗希望者がおり、移送計画が決定した場合、協力してほしいと要請したとされる。

 ただ韓国外交部によると、乗客9人のうち8人は日本在住者で、韓国在住者は1人しかいない。乗員5人のうち韓国在住者は2人という。

 今月3日から横浜港に停泊しているダイヤモンド・プリンセスには乗客乗員合わせて3000人以上が乗っており、船内での感染者は285人。韓国人乗船者14人のうち、感染した人や下船した人はいないという。