【ソウル聯合ニュース】韓国政府は23日、新型コロナウイルスを巡り外国人の検査費用も国が負担していることに対し、税金の無駄遣いではないかとの指摘が出ていることについて「国民を守るため」と強調した。

 

 中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長はこの日、中部・忠清北道清州市の五松に設置された疾病管理本部で開かれた定例会見で「新型コロナウイルスに感染した外国人が1人でも入国すれば、これによる国民の2次、3次被害が憂慮される」とし、「これを防ぐために検査を行うのが目的であり、無駄遣いとは判断しない」と述べた。

 また、「外国人に対する検査は感染症の国内流入を防ぎ、入国した人の早期診断を行う目的で支援しており、検疫法上の根拠がある」との認識を示した。

 中央防疫対策本部によると、症状の出ていない外国人に対する検査について国が支援する費用は1件当たり7万ウォン(約6500円)以下だという。

 鄭氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために公益目的で外国人の強制隔離や治療を行うことから、国庫や健康保険からの予算支援が必要と判断していると強調した。

 また、「(隔離された)外国人の生活支援についてはまだ具体的な指針や方針が決定していない」と述べた。

 韓国政府は22日から、欧州からの入国者全員を対象にした新型コロナウイルス検査を実施するとともに、陰性の場合でも14日間の隔離生活を義務付けるなどウイルスの国内流入を防止するための措置を取っている。