【東京聯合ニュース】文部科学省は24日、来年度から中学校で使われる教科書の検定結果を公表した。来年度の教科書でも独島を「固有の領土」とし、韓国に不法占拠されているとの日本側の一方的な主張が盛り込まれた。

 検定では社会科の歴史(7冊)、公民(6冊)、地理(4冊)の計17冊が合格した。

 独島を巡っては、2015年度の検定で合格した現行の歴史、公民、地理の教科書18冊中、13冊が韓国に不法占拠されていると記述した。だが、今回は14冊に増え、社会科教科書全体の82%が韓国が独島を不法占拠していると記述した。

 韓国の政府関係者は今回の検定結果について、「昨年の小学校教科書で問題があった記述と同じ水準で、5年前の中学校教科書検定に比べて改悪された」と指摘。「独島の領有権主張はもちろん、歴史を歪曲(わいきょく)する記述、日本の帝国主義を美化する内容が含まれ、(日本による植民地時代の)強制収奪、旧日本軍の慰安婦などは縮小、隠蔽(いんぺい)された」と述べた。

 韓国大法院(最高裁)が日本企業に強制徴用被害者への賠償を命じた判決への事実上の報復措置(対韓輸出規制強化)や新型コロナウイルスの感染拡大を受けた入国規制措置などで両国関係が悪化している中、今回の教科書検定結果は両国関係のさらなる悪材料になるとみられる。