【ソウル聯合ニュース】日本のさいたま市が、新型コロナウイルス感染防止のためにマスクを配布する対象から朝鮮学校の幼稚部を除外した問題を巡り、韓国市民団体「朝鮮学校と共にする人々 ちびた鉛筆」は26日、同校にマスク1万6000枚と後援金4022万ウォン(約360万円)を伝達したと明らかにした。

 

 さいたま市は今月10日、備蓄用のマスクを市内の幼稚園などに配布する際、埼玉朝鮮初中級学校幼稚部を対象から除外。日本の市民や韓国市民団体などから、差別だとして抗議が続いていた。

 これを受けて「ちびた鉛筆」や「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」など多くの団体が「朝鮮学校差別撤廃共同行動」として連帯し、市民からマスクの寄付を募った。

 「ちびた鉛筆」のキム・ミョンジュン事務局長は、「多くの市民がさまざまなメッセージを添えて(マスクを)送ってきた」と説明した。

 後援金は、さいたま市の朝鮮学校だけでなく困難な状況にある他の朝鮮学校でマスクを購入するために使われる。

 キム氏は「マスクの寄付に参加した市民団体とともに、日本政府が高校無償化に続いて幼児教育・保育の無償化からも朝鮮学校を排除したことに対し、差別を撤廃する運動を続けていく」と強調した。