【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高官は30日、トランプ米大統領が2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める韓米交渉に関して「韓国が大きな金額を出すことを決めた」と述べたことに対し「韓米間の交渉は引き続き進行中だ」と述べた。

 

 また、「(韓米間で)合意したことはまだ何もない」と説明した。

 ロイター通信はトランプ氏が29日(米東部時間)、「韓国が国防協力合意のため、米国にさらに費用を支払うことで合意した」と述べたが、具体的な金額は明言しなかったと報じた。

 トランプ氏の発言を巡り、韓国側の負担額を大幅に引き上げることを既成事実化して韓国に圧力をかける意図があるとの見方も出ている。

 これに関連し、同高官は「全てに合意しなければ何も合意したことにならないというのが交渉の基本原則だ」とし、韓米間で依然として見解の隔たりがあることを示唆した。

 交渉は先月末に実務レベルでの調整を経て妥結のための最終段階に入ったとみられたが、トランプ氏が韓国側の提案を拒否したとされ、交渉は暗礁に乗り上げている。