【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス感染の克服に向けた国際社会の議論を韓国が主導することが7日、分かった。

 韓国は新型コロナに効果的に対応した自信を基に、このほど国連と世界保健機関(WHO)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の各加盟国に「友好グループ」(Friends Group)の構成を呼び掛けた。

 議論のテーマは、国連は「国際保健安全保障のための共同連帯」、WHOは「感染症対応でのグローバル協力」、ユネスコは「国際連帯の拡大に向けた世界市民教育」など。

 政府は国連を皮切りに、今月中に韓国が主導する三つの友好グループを順次発足させたい考えだ。

 韓国外交部の当局者によると、国連友好グループにはすでに30カ国ほどが賛同の意向を示しており、新型コロナによる被害が深刻な国々も加わる見通しだという。国連友好グループは来週、米ニューヨークで初会議を開く予定だ。

 米国や中国も韓国の提案に関心を示してはいるものの、まだ公には参加の意向を表明していないとされる。

 友好グループが結成されれば、韓国の趙顕(チョ・ヒョン)国連大使が他国の大使と共同議長を務めることになる。

 これまで、韓国が多国間外交の舞台で主導的な役割を果たしたケースはまれだったが、新型コロナの克服においては中心的な役割を担うものと期待される。

 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は6日、国連大使をはじめ多国間外交を担う大使とテレビ会議を行い、新型コロナに関して韓国の経験と強みを生かした多国間協力外交に能動的に取り組むよう求めた。