【ソウル聯合ニュース】北朝鮮に近い海域で行方不明となっていた韓国公務員の男性を北朝鮮軍が射殺した事件について、北朝鮮は25日、韓国青瓦台(大統領府)に通知文を送り、男性を射殺したことは認めたが、遺体を燃やしたことは事実上、否定した。

 韓国の軍当局は北朝鮮側が男性を射殺後、油をまいて燃やしたとみられると説明していた。

 北朝鮮は通知文で、「われわれの軍人が艇長の決心の下、約10発の銃弾を違法侵入者に向けて射撃した」とし、「この際の距離は40〜50メートルだったという」と伝えた。

 また、「射撃後、いかなる動きも音もなく、約10メートルまで接近して確認、捜索したが、正体不明の侵入者は浮遊物の上にいなかった」と説明。大量の血痕を確認したとした。

 その上で、「われわれの軍人は違法侵入者が射殺されたと判断し、侵入者が乗っていた浮遊物は国家非常防疫規定により、海上で焼却したという」と明らかにした。