【光州聯合ニュース】韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)の際、軍がヘリコプターから市民に射撃したと証言した故人をうそつき呼ばわりしたとして死者に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われた元大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)被告(89)を懲役8カ月、執行猶予2年(求刑・懲役1年6カ月)とした光州地裁判決について、光州地検は3日、量刑不当を理由に控訴した。

 全被告は2017年に出版した回顧録で、光州事件当時の軍のヘリコプターからの射撃について証言した故チョ・ビオ神父を「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難し、18年5月に在宅起訴された。

 光州地裁は先月30日の判決公判で、1980年5月21日と同27日に光州市でヘリからの射撃があったと認めたが、チョ氏が目撃した21日の状況を中心に有罪と判断した。検察側はこれについても事実誤認で不当だとした。

 一方、全被告の弁護人も控訴する方針を明らかにした。