【ソウル聯合ニュース】韓国の2020年のワイン輸入量と輸入額がそろって過去最高を更新したことが4日、分かった。

 関税庁と酒類業界によると、昨年のワイン輸入量は前年比24.4%増の5万4127トン、輸入額は27.3%増の3億3000万ドル(約352億7000万円)で、ともに過去最高を更新した。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、防疫対策「社会的距離の確保」が実施されたことで、外食や飲み会が減り、「家飲み」の習慣が広がったことが後押しした。

 輸入先はチリが最も多い1万4703トンで、全体の27.2%を占めた。スペイン(1万200トン)、イタリア(7453トン)、フランス(7057トン)、米国(5503トン)、オーストラリア(4079トン)と続いた。

 ただ輸入額ではフランスが9348万ドルで最も多く、全体の28.3%を占めた。チリ(5855万ドル)、米国(5603万ドル)、イタリア(4873万ドル)、スペイン(2560万ドル)、オーストラリア(1950万ドル)と続いた。

 フランス産ワインは1トン当たりの輸入額が1万3000ドルで、4000ドルのチリ産より3倍以上高い。

 ワインの消費が増え、酒類大手のハイト真露やロッテ七星飲料などは輸入ワインの種類を増やし、コンビニや大手スーパーは売り場を拡大するなどマーケティングを強化している。

 酒類業界の関係者は「以前は主に愛好家が中心となってワインを楽しんでいたが、今は消費層が厚くなった」とし、「10万ウォン(約9500円)を超えるものと1万〜2万ウォン台の低価格に二分化されたワイン市場で最近5万ウォン台の中低価格が最も多く売れるなど、コストパフォーマンスを考えた消費傾向が明確になっている」と説明した。