【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が6月に米国で回顧録を出版する。潘氏はこの回顧録でトランプ前米大統領の外交政策を非難したという。国連に関するインターネットメディア、パスブルーが4日(米東部時間)、伝えた。



 潘氏は序文で、「国同士の分裂、世界の一部の指導者が吐き出す危険な憎悪の表現、多国間主義に対する脅威がいつにもまして憂慮される」と記し、一部の国が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」や国連教育科学文化機関(ユネスコ)などから脱退したことを挙げた。パスブルーは、米国第一主義を掲げて国際機関の機能を低下させたトランプ前大統領を指すものと指摘した。

 潘氏はトランプ政権の北朝鮮・イラク政策も非難。北朝鮮に関しては、トランプ氏が自国民に向けて北朝鮮が核兵器開発を放棄することになると繰り返し約束し、北朝鮮との合意が自身にとっていかに重要かを示すことで金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)に力添えしたと批判した。