GENERATIONS・関口メンディー 退社の理由は「世界の架け橋になってほしい」との母の思いから

スポーツ報知
会見で退社の理由について語る関口メンディー

 6月25日をもって大手芸能所事務所「LDH JAPAN」から退所することを4月30日に発表した「GENERATIONS」の関口メンディー(33)が1日、都内で会見を行った。リーダー・白濱亜嵐(30)、ボーカルの片寄涼太(29)、数原龍友(31)、パフォーマーの小森隼(28)、佐野玲於(28)、中務裕太(31)も駆けつけ、6人でグループ活動を続けることを明かした。

 電撃発表から一夜明け、晴れやかな表情でメンディーは登壇した。様々な反響が飛び交っていることを理解した上で「温かく応援してくれたファンの皆さんに心から感謝しています。突然の発表で不安な思いをさせてしまってごめんなさい」と謝罪。デビュー10周年を迎えた2022年から退社については考え始めていたが、女手一つで育ててくれた母への思いが決断を後押ししたという。

 「僕はナイジェリア人の父、日本人の母を持つハーフでアメリカ生まれ。小学校1年生の時に離婚して母子家庭でした。小学生の頃、母から手紙で『メンディーには日本と世界の架け橋になってほしい』と。自分のルーツをたどっていくと、世界で活躍したいと思うようになりました。一度きりの人生なので挑戦したい。それが両親への恩返しになる。これが退所の理由です」。最後は目に涙をためた。

 メンディーはGENERATIONSの他にも、EXILE、ヒップホップユニット「HONEST BOYZ」、7人組ユニット「EXILE B HAPPY」を兼務しているが、いずれも卒業する。メンバーはもちろん、EXILE HIRO(54)からも引き留められたが、「LDHという“実家”にいたら甘えてしまう。HIROさんも僕くらいの年齢で大きな一歩を踏み出した。だから最後は背中を押してくれた」と明かした。

 今後は個人事務所を設立し、フリーで活動する。具体的な活動に関しては「何も決まっていない」としつつ、「ダンス、演技など表現者として活動は続ける。『世界のエンタメンディー!』を目指して頑張ります。エンタメ王に、俺はなる!」と、人気アニメ「ONE PIECE」の主人公・ルフィの決めぜりふをもじって宣言。闘志を燃やしていた。

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