明日17日(日)は、次第に雨や雪の降り出す所が多く、降り方が強まる所も。18日(月)からは晴れる所も寒さが戻るでしょう。20日(水・春分の日)は、真冬としても強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪のおそれがあります。交通機関への影響に注意が必要です。

17日(日)の雨や雪の時間は 18日(月)から寒さ戻る

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明日17日(日)は、低気圧が北海道へ進み、低気圧から延びる前線が本州を通過します。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすくなるでしょう。

北海道では昼前から湿った雪や雨の降りだす所があり、雷が鳴って一時的に降り方が強まったり、ふぶいたりする所もあるでしょう。東北や北陸も天気が下り坂で、早い所では昼頃から雨。夕方から夜はあちらこちらに雨雲がかかりそうです。関東甲信は晴れますが、東海は夕方から、近畿や中国地方は昼過ぎから雨の降りだす所があるでしょう。朝、お出かけの際に晴れていても、雨具をお持ちになった方がよさそうです。四国は昼前から、九州は朝から所々で雨で、次第に雨の範囲が広がるでしょう。

18日(月)は、低気圧が日本の東で発達するため、北海道や東北、北陸で雪やふぶきとなるでしょう。大雪による交通障害などに注意が必要です。関東から九州は晴れる所が多いですが、冬の寒さが戻るでしょう。

20日(水・春分の日)〜21日(木)は大雪のおそれ 強烈寒気が流入

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19日(火)には低気圧が日本海と日本の南をそれぞれ東進し、20日(水・春分の日)から21日(木)は強い冬型の気圧配置となります。日本付近には真冬としても強い寒気が流れ込むでしょう。

このため20日(水・春分の日)から21日(木)にかけては、日本海側を中心に雪の降り方が強まり、大雪となるおそれがあります。短い時間に雪が降り積もり、車の立ち往生などが発生することも考えられます。また、気温が低くなるため、近畿北部や山陰など西日本の平地でも雨から雪へと変わるでしょう。行楽を予定されている方は交通機関への影響に注意が必要です。また、山岳は大荒れとなりますので、登山は中止も視野に入れて計画を見直してください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズを車に積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。