靖国神社にある東京の桜(ソメイヨシノ)の標本木は、つぼみが少し膨らみ、先が黄緑色になってきました。明日もポカポカ陽気が続き、つぼみはさらに膨らむでしょう。ただ、来週はまた冬の寒さが戻ります。開花はもう少し先で、21日(木)の予想です。

東京都心 久しぶりに20℃超 桜のつぼみも膨らむ暖かさ

今日16日(土)、東京都心は日差しがたっぷり届き、気温がグングン上がりました。午前11時過ぎには20℃を超えて、上着いらずのポカポカ陽気に。午後3時までの最高気温は22.7℃と、5月上旬並みでした。

一番上の写真は、今日16日(土)朝の、靖国神社にある東京の桜(ソメイヨシノ)の標本木です。まだ、全体的につぼみは固そうですが、少しずつ膨らみつつあって、先が黄緑色に見えてきたものもあります。

ポカポカのちブルブル 寒の戻りに注意

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東京都心のこの先の気温を見てみますと、明日17日(日)も最高気温は20℃を超えて、ポカポカ陽気が続くでしょう。つぼみは順調に生長し、黄緑色の部分がさらに増えそうです。

ただ、暖かいのは明日まで。来週は寒の戻りが予想されます。

18日(月)からは、この時期としては冷たい空気が流れ込むでしょう。都心の最高気温は連日15℃に届かず、冬の寒さとなる日もありそうです。朝の冷え込みも強まり、通勤時は手袋が欲しくなるくらいでしょう。

桜はいつ咲く?

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最新の日本気象協会の桜開花予想によると、東京の開花は21日(木)の予想です。過去最も早い開花となった昨年(※)と比べると、1週間遅い開花となるでしょう。その後、28日(木)には満開を迎え、来週末にかけて見頃となりそうです。

なお、寒気の強さによって、開花や満開の日が前後する可能性があります。tenki.jpで最新の情報を確認し、お花見の参考になさってください。

※2023年は3月14日に開花。2020年と2021年と並び、過去最早。