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臨時休校中に利用したい無償提供サービスとみんなの過ごし方アイデア

2020/03/06

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、政府の要請で実施されている小中高校などを対象とした臨時休校。これを受け、多くの企業が子どもたちのために、サービスの無償提供を始めとした支援を行っています。ここでは、その一部をご紹介しましょう。

臨時休校期間に無償提供を行っているサービスの一例

進研ゼミ

・3学期の学習の総まとめができる小中高向け「春の総復習ドリル」の無償配布
 ※送付版は終了。現在はPDF版での配布になります。
・漢字、計算の練習ができる小学生向け「WEBドリル」の無償提供
・約1,000冊の書籍および動画が閲覧できる「電子図書館 まなびライブラリー」の無償開放

クックパッド

・ プレミアムサービス「人気順検索」の無料提供
クックパッドプレミアムサービス会員向け機能のひとつ「人気順検索」を3月15日まで無料提供

コロコロコミック

・「コロコロコミック」は3月2日からバックナンバー無料配信
・「コロコロイチバン!」は3月9日から無料配信予定

ワタミの宅食

・3月9日~4月3日の期間、小学生・中学生・高校生を対象に商品代相当無料、お届け諸経費のみ(1食あたり200円/税込)で商品を提供

文部科学省、経済産業省も支援コンテンツを公開中

臨時休校期間中の学習面で支援については、文部科学省が「子供の学び応援サイト」を立ち上げているほか、経済産業省は「新型コロナ感染症による学校休業対策『#学びを止めない未来の教室』」というサイトを公開中。

オンライン学習を始めとした、臨時休校に併せて展開されているさまざまな教育サービスの情報が集約されています。

休校中の子どもたちと家族はどう過ごしているの?

支援情報と合わせて知っておきたいのが、今回の緊急事態に対して、親たちが実際どのように対処しているか?ではないでしょうか。

主婦を中心としたライターグループが執筆するサンキュ!の情報サイト「サンキュ!STYLEライター」には、臨時休校期間中の過ごし方に関する情報が続々と集まっています。

ここからは、数多く集まった情報のなかから読者にとっても役に立ちそうなものをピックアップしてご紹介します。

子どもの食事はどうする?

長期休暇で、とくに親たちを悩ましていることのひとつが食事の問題です。小中学校なら給食があるから、平日は自分の分だけ作ればよかったところに、降って湧いた「毎日の昼食準備」という重労働。サンキュ!STYLEライターたちは、どう対応しているのでしょうか?

お昼ごはんカレンダーで献立の悩みを軽減

出典:サンキュ!STYLEライター ママーリオさん

食事の準備では、子どもが飽きないように毎日の献立を考えるのも非常にツライところ。それを解決するために、サンキュ!STYLEライターのママーリオさんは「お昼ごはんカレンダー」を作りました。

月曜は「おかず+炊飯器のご飯」、火曜日は「自作の要素があるもの」といった具合に曜日ごとに大テーマを定めて、あとはそれに沿って作れそうな献立を一気に埋めていきます。さらに「主人のお弁当にもできそうなもの」という観点も加えることで、さらなる効率化を図っています。

こんな時こそ適度に節約適度に手抜き

出典:サンキュ!STYLEライター おとわれいさん

小学生~高校生まで三男一女のママであるおとわれいさんは「こんな時こそ適度に節約適度に手抜き」をすることに。たとえば、お昼ごはんはワンプレートランチにすることで、洗い物も減らし、メニューもできるだけシンプルに。またときには、冷凍食品も活用して“適度に手抜き”をしています。

一石二鳥!子どもたちに自分でやらせる

出典:サンキュ!STYLEライター みい太さん

みい太さんは、子どもたちも巻き込むことにしました。「子どもって、お料理できると喜ぶし、 自分で作ったものは喜んで食べますよね♪そこで!我が家では、ワタシが忙しい時にこそ!セルフパーティをひらきます」ということで準備したのが、おにぎり&サンドイッチパーティー。食材の準備さえすめば、あとは子どもた自分たちで調理(?)して食べてくれるので、手間がかかりませんね。

子どもの勉強はどうする?

勉強は学生の本分。臨時休校で授業が行われなくても、ママたちはそれぞれ工夫して、子どもたちに勉強の機会を設けているようです。

子ども6人、家族全員で学びの場をつくる

出典:サンキュ!STYLEライター 明日香さん

6児のママである明日香さんは、自身が先生役となって「自宅で寺子屋をすることに!」したそうです。ポイントは、一方的に教えるのではなく、子どもたちにも学びの場作りに参加させること。勉強の時間割を自分たちで作らせたり、大きい子が小さい子の勉強を見たりと、家族全員で学ぶ体制を整えているようです。

学校の時間割を自宅でそのまま実施

出典:サンキュ!STYLE 三田とりのさん

2児の母で、長男が小学1年生の三田とりのさんは、学校の時間割をそのまま家庭内学習の時間割に取り入れました。「音楽」の時間には親子で歌をうたい、「国語」の時間には兄(小1男子)が妹に絵本を読み聞かせて、「生活」の時間には家事の手伝い……といった具合に。「この方法は、漠然と暇を潰すより「この教科をやろう!」と目的を持つことで達成感が得られるのが良い所です」と、手応えを感じているようです。

こんな時期だからこそ充実した時間を過ごすには?

臨時休校を一種のチャンスとポジティブに捉えることで、子どもとの充実した時間を過ごそうと考えるママも少なくありません。

出典:サンキュ!STYLEライター 海老原葉月さん

7歳&5歳男子のママで、フリーランスのワーママでもある海老原葉月さんは、「長期休業をいかに充実した時間にするかを子どもたちと話し合い」することに。そこで、子ども自身に「やりたいこと」と「やるべきことも」を書き出してもらいました。

「やりたいこと」の中には、ディズニーリゾートへ行くという希望もありましたが、ご存知のとおり同施設は現在休園中。でも、諦めないのが海老原さん親子。

長男は代替案として「パレードの映像を鑑賞する」「ポップコーンケースにおやつを入れる」「コスプレをする」「アトラクションのBGMを流す」など“おうちディズニー”を提案し、ママもそれを承諾。そのほかにも親子で話し合って、楽しみながら長期休暇中の「やることリスト」を完成させたそうです。

サンキュ!STYLEでは臨時休校に関する体験談を日々更新中

サンキュ!STYLEでは現在も、臨時休校中の過ごし方に関する情報が日々公開されています。その内容は、失敗も成功もすべて実体験に基づいた「生の声」。突然の事態に戸惑うママ、パパたちにとって、役に立つ情報がきっとあるはずです。

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