子育て

外出自粛のストレスを親子で発散!室内でできる運動遊び

休校や休園が続くと、親も子もストレスが溜まってきますよね。動き回りたくてしかたない子どもたちへ、1日10分ほど、集合住宅でもやりやすい運動を紹介します。親子でやってストレスを少しずつ発散させましょう。

斎藤 貴美子

執筆者:斎藤 貴美子

子育てガイド

イライラを逃がす軽い運動

休校・休園で、子どもと家にいる日々が続き、親御さんたちはイライラをためていませんか? 家で静かに勉強をしていてほしいけれど、そんな子は、ほぼ奇跡。身体を動かしたい未就学児や低学年のお子さんも多いのではないでしょうか。
 
そこで、集合住宅でも比較的うるさくならずにできる1日10分が目安の運動あそびを紹介します
(子どもが興奮すると物音が大きくなるのでご注意ください!)。親も一緒にやると、意外と楽しくてよい運動になりますよ。
障害物をつくると、動線が制限されてエキサイティング

障害物をつくると、動線が制限されてエキサイティング


■たこやき
我が家の子どもたちの間で「たこやき」と呼ばれているおにごっこ。ルールは「元祖おにごっこ」もしくは「こおりおに」の要領で。違いは「おしりで移動」することです。おにも逃げる人も、原則おしりだけ、またはおしりと手だけで移動します。大人がやるとけっこういい運動になりますよ!
 
<詳しいルール(2人~鬼ごっこ編)>
1. じゃんけんでおに(料理人)を1人決め、その他の人はたこやきに
2. おに(料理人)は10カウントしたあと、おしりで移動し、逃げるたこやきをタッチ
3. タッチされたたこやきは負け
 
<詳しいルール(3人~こおりおに編)>
2までは上記と同じ。
3. タッチされたたこやきは凍って丸くなり、仲間のたこやきからタッチされればまた動けるようになる
4. おに(料理人)がたこやきをすべてタッチしたら終わり

※「たこやき人数×1分」の時間制限を決めると気持ちよく終われます

■クモおに
「クモおに」は「たこやき」よりスピード感あり。

「クモおに」は「たこやき」よりスピード感あり。

仰向けになって手と足を使い、クモのように移動する。ルールはたこやきと同じ。
 
■ほふく前進おに
手だけで床を這うほふく前進でやるおにごっこ。ルールはたこやきと同じ。
 
■一輪車
大人が子どもの足を持ち、子どもは手だけで移動するあそび。何歩進んだかをカウントして記録を伸ばしていくと楽しい。 

■本気のラジオ体操
ラジオ体操も動きを大きく、本気でやるとよい運動に。かたまった肩もほぐれます。


いま先行きの見えない不安とともに、毎日の生活が激変し、親御さんたちは相当なストレスにさらされているのではないでしょうか。

休校・休園により、親の責任で子どもの生活と学びをサポートしなければならず、同時にリモートワークで子どもの世話と仕事の両立は難しい。さらに炊事の手間が増えて……これってかなり消耗しますよね。
 
そんな状況で気持ちをニュートラルに保つには、「身体を動かすこと」や「笑うこと」が効いてきます。子どもが笑顔になれるあそびを通じて、大人も肩の力がふっと抜ける時間がありますように。お母さん、お父さんもどうぞご自愛ください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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