いずれもドラフト下位での入団で、戦力外、トレードを経験した者もいる。常にスポットライトを浴びる存在ではない。だが、これら脇役の渋い働きこそが、主役の存在感を引き立たせる。チームに欠かすことのできない3人のバイプレーヤー(福山博之、藤田一也、島内宏明)。その野球観に迫った。 文=土井麻由実(フリーアナウンサー、フリーライター) ※成績は6月25日現在 年齢を重ねるごとに、さらなる進化を目指す。プロ13年目の
藤田一也は、そうした心意気を持っている。昨年を含め、過去に3度のゴールデン・グラブ賞を獲得した二塁の守備の名手。今年のグラブは少し変化させ、全体的に5ミリほど小さくした。
「この5ミリ。たったの0.5センチなんだけど、全然感じが違う。小さくなるということは、それだけハンドリングが利く。でも逆を言えば、大きいものに比べたら・・・
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