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チームを勝利に導く 最強二番打者論

巨人・最も良い打者を置いて得点挙げ、チャンスも拡大/12球団二番打者事情

 

新たな“二番打者”像が生まれつつある中で、各球団は二番にどんな役割を求め、打線を構築しているのか。12球団の“二番打者事情”を探っていこう。
写真=BBM ※記録は8月17日時点。チーム二番成績は先発のトータルの成績。OPS=出塁率+長打率は強打者の指標の1つ

開幕前時点は二番候補も、三番で落ち着いた。二番での出場は一番を打った吉川尚輝離脱で繰り上がったためだが、リーグ屈指の好打者という原辰徳監督の求める条件はクリアしている


巨人の二番戦略 攻撃型


 開幕から一番を打った吉川尚輝が腰痛のために離脱した4月中旬以降、坂本勇人をその一番に繰り上げたことで丸佳浩が、また四番の岡本和真の不調で坂本勇が四番に回った際には山本泰寛若林晃弘が座ったが、それ以外はすべて坂本勇が二番に起用される。これは「初回に2点以上を目指す」という攻撃的な野球を掲げた原辰徳監督が、「一番良いバッターを二番に」と昨秋就任直後から温めていたプランだが・・・

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