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野球界を支える舞台裏の仕事人

DeNA球団職員・近藤なつき 野球界を支える舞台裏の仕事人

 

野球界を支える“裏方”を紹介する連載第2回目は、DeNA の球団職員として主催試合の運営に携わる近藤なつきさんにスポットを当てる。試合やイベントのオペレーションを担当しながら、場内アナウンスも務めるなどマルチな才能を発揮する彼女の仕事ぶりを紹介してもらおう。
取材・文=滝川和臣、写真=高塩隆、BBM


高い世界を目指して愛媛からDeNAへ


大学時代にボランティアスタッフとして4年間、独立リーグである四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツで場内アナウンスを務めた。卒業後、愛媛の球団職員を経て、2015年より横浜DeNAベイスターズの事業本部ボールパーク部に勤務する。

 独立リーグの愛媛で野球の仕事に携わるようになったのは、大学時代に所属していた放送研究会の先輩がスタジアムDJをされていて、そのつながりでボランティアとしてアナウンスを担当しました。卒業後、愛媛の球団職員となってからはグッズ販売などあらゆる仕事を経験しました。独立リーグは球団職員がさまざまなポジションをこなします。私もマスコットの中に入ったこともありますし、地域貢献活動のイベントなどにも参加しました。

 DeNAには球団の公式サイトに場内アナウンスの募集があり、それに応募し、面接などを経て採用されることとなりました。愛媛にいるときから選手やトレーナー、審判の方々の多くがNPBを目標にしており、私も目指せるのであればNPBを目標にしたい、と思ったのが応募したきっかけです。

 当然ながらNPBは、規模やファンの・・・

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