前号(1月6・13日号)の続きです。森選手のフォームは、どれだけ後ろ(軸足側)に残せるかを意識したもので、彼にしかできない独特な形であって、決してアマチュアの選手にはおススメできないものの、実は基本はしっかりと抑えているフォームであることを説明しました。また、前号では始動からステップした写真7までの動きを解説したので、後編ではここから先のフォームを見ていきましょう。 【ポイント】レベルスイング
写真7を見ても分かるとおり、踏み込み幅はかなり広いです。スタート時にあれだけ後ろに残す意識を持っていながらも、しっかりとステップしていきます。このときはまだ、軸は後ろに残していますが、体を回転させていく過程で軸も前に移動し、実際のインパクトも写真11のようにかなり前めですね。残す意識を持ちつつ、一気に前でためていたパワーを開放する。そのタイミングとバランスが絶妙にマッチしていると思います。
また、豪快に振り回しているように見えて、バットの出し方はとても良いです。ステップした写真7以降、バットを出していきますが・・・
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