2017.08.09

次戦を見据える日本代表指揮官「悪い試合をしたわけではない」

日本を率いるフリオ・ラマスヘッドコーチ [写真]=fiba.com
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 FIBA ASIAカップ2017が8月8日にレバノンのベイルートで開幕。同日にオーストラリア代表との第1戦に臨んだ「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームは、68-84で敗れ大会黒星発進となった。日本バスケットボール協会(JBA)が公式HPをとおして試合後の選手、コーチのコメントを発表した。

 初めて公式戦で日本を指揮したフリオ・ラマスヘッドコーチは、「決して悪い試合をしたわけではありません。ただ、オーストラリアに勝つために、十分な戦いはできませんでした。現時点で、オーストラリアが我々より格上であるのは結果のとおりです」と指摘。続けて、「選手たちは努力し、できるだけインサイド寄りにプレーしてリバウンドを守ろうとしてくれました。一時的にそれを徹底できた場面はありましたが、試合の流れの中で押し負けてしまったのが敗因です」と試合を分析した。

「国際大会を評価するには、毎試合をとおして見ていくべきです」と、大局的な視点を重んじるラマスHC。10日に対戦するチャイニーズ・タイペイについて「もちろん(6月の)東アジア選手権ではホームで負けた相手であり、その強さは認めています。しかし、チャイニーズ・タイペイは勝たなければいけない相手でもあります」と使命感を口にした。

オーストラリア戦途中出場の古川孝敏(左)は10得点、張本天傑(右)はチーム最多の13得点を記録 [写真]=fiba.com

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