ゴーン容疑者は「力強く反論」へ、8日の出廷で-息子が仏紙に語る
William Horobin日産自動車前会長で、会社法違反(特別背任)の疑いで再逮捕・勾留されているカルロス・ゴーン氏(金融商品取引法違反で起訴済み)は、今週行われる勾留理由開示の手続きで「力強く反論」する考えだ。ゴーン氏の息子アンソニーさんがフランス紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(JDD)とのインタビューで語った。
ゴーン容疑者は8日に東京地裁での勾留理由開示手続きに出廷する。11月19日の逮捕以降、勾留が続いていることに関して、ゴーン氏の弁護団が理由の開示を請求していた。
アンソニーさんはJDDに対し、「父の話を聞けば誰もが非常に驚くだろう」とし、「これまでは疑惑についてしか伝えられていない」と語った。
一方、フランスのルメール経済・財務相は、仏政府としてゴーン氏のルノー会長辞任は求めていないと発言。不正行為の証拠が見つかっていないためだと説明した。同相は「推定無罪だ。ゴーン氏の辞任要求が必要になるような情報は何も持ち合わせていない」と仏ラジオ局ヨーロッパ1で語った。
原題:Ghosn to Mount Vigorous Defense at Hearing, Son Tells JDD (1)(抜粋)
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