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トランプ氏:「ロシアのために働いたことは一度もない」-報道を否定

トランプ米大統領は14日、「ロシアのために働いたことは一度もない」と言明した。トランプ氏とロシアの関係を巡っては、同氏の行動に懸念を深めた米連邦捜査局(FBI)が水面下でスパイ活動の捜査を開始していたとの報道が流れたが、これを否定した。

  トランプ氏はニューオーリンズで開かれる農業イベント出席のためホワイトハウスを出発する際に記者団に対し、捜査報道は「でっち上げ」だと語った。

トランプ米大統領は14日、ロシアのために働いたことは一度もないと否定

(出典:ブルームバーグ)

  2017年に当時のコミーFBI長官がトランプ氏によって解任された直後、FBIは米国の利害に反して大統領がロシアのために働いていなかったかどうかを巡り捜査を開始していたと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が週末に報道。ワシントン・ポストは、トランプ氏がロシアのプーチン大統領との議論の詳細を隠すために手を尽くしていたと伝えた。

  ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の13日の報道によると、トランプ氏は2017年7月にドイツのハンブルクでプーチン氏と2時間にわたって会談した際、公式の記録係を同席させなかった。この会談について政権幹部の多くは全く報告されなかったと、WSJは事情に詳しい関係者数人の情報として報じた。

原題:Trump Says He ‘Never Worked for Russia’ Amid FBI Probe Reports(抜粋)

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