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米テスラで人員削減続く-「2度としない」とのマスクCEO表明後

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テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、従業員の雇用維持に関して8カ月前に考えていたより厳しい状況に直面している。

  マスクCEOは昨年6月、従業員全体の約9%の削減計画を発表。当時の社内文書では、「今後2度と削減しなくて済むよう、今回厳しい決断をした」と説明していた。

  マスク氏は2月28日、従業員らに対し、世界全体の店舗の大半を段階的に閉鎖しオンラインのみの販売に移行する中で、追加の人員削減を実施すると伝えた。マスク氏が人員削減を発表するのは今年に入りこれで2回目。1月にも約7%の削減を実施「せざるを得ない」と述べていた。

Inside The Tesla Inc. Newport Beach Showroom As Model 3 Hits Target

テスラのショールーム(カリフォルニア州)

撮影:Patrick T. Fallon / Bloomberg

  今回の従業員宛て電子メールでは、オンライン販売への移行で影響を受ける従業員について具体的な数は示さず、一部従業員は別の部門などに配置換えになると述べた。また来年には人員が増えるとの見通しを示した。

  マスク氏は「これは厳しい決断だ」としつつも、「われわれの車をより手頃な価格にするために必要な措置だ」と説明した。

原題:Musk Trims Tesla Jobs a Third Time Since Saying Never Again(抜粋)

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