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Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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ソフトバンクGがアジアファンドを設立、スタートアップに投資へ

ソフトバンクグループは19日、アジアを中心に世界的に投資を行うファンドを設立したと発表した。同時に、投資家から2億6900万ドル(290億円)の出資の確約を得たとしている。

  「グロース・アクセレレーション・ファンド」の本拠地は韓国のソウルで、海外子会社のソフトバンク・ベンチャー・アジアのほか、韓国年金機構などが出資している。創業間もないアーリーステージの新興企業に対し投資を行うという。

  ソフトバンクはビジョンファンドを通じて10兆円規模の投資を行っているが、既に業界での地位を築いているユニコーン(企業価値1000億円規模の未上場企業)が投資対象で、本ファンドは対照的だ。孫正義社長は18日に都内で行った講演で、「日本はAI(人工知能)後進国、発展途上国だ」とし、「投資したくてもチャンスがない」と話した。

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