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米求人件数:6月は前月比ほぼ変わらず-高水準にとどまる

更新日時

6月の米求人件数は前月からほぼ変わらず、高い水準にとどまった。労働市場が引き続き総じて健全な状況にあることがあらためて示唆された。

キーポイント
  • 求人件数は735万件
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は733万件
    • 前月は738万件(速報値732万件)に上方修正
  • 離職率は2.3%で変わらず-過去10年余りで最も高い水準
    • 堅調な雇用環境の中、労働者が職探しに引き続き自信があることを示唆
    • 2018年6月以降、2.3%を維持

インサイト

  • 欠員総数は米失業者数を137万人上回った
  • 今回の統計は労働市場の明るい兆しを補強し、貿易摩擦が再燃する中でも堅調が続く見通しを示唆

詳細

  • 雇用された労働者は570万人に減少。自発的離職者と解雇者の合計であるセパレーションも減って548万人
  • 州および地方政府の求人は過去最高の61万3000件。連邦政府はほぼ変わらずの10万5000件
  • 専門職やビジネスサービス、運輸などの求人が増えた一方、建設やレジャー業界は減少した

原題:Employment Openings in U.S. Remained Elevated in June(抜粋)

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