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米下院委、ボーイング従業員の聞き取り調査を要請-墜落事故巡り

  • 下院運輸経済基盤委員会がマレンバーグCEOへの書簡で要請
  • 委員会は737MAXの設計などについて墜落事故との関連を調査

米航空機メーカー、ボーイングの737MAXの世界的な運航停止につながった2度の墜落事故を調査している米下院運輸経済基盤委員会の指導部は、同社従業員の聞き取り調査を求めている。

  同委は12日の声明で、ボーイングのデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)に書簡で要請したと説明。その上で、「一部の従業員が、737MAXの設計・開発・認証に関する情報といった委員会の調査の核心に寄与する可能性があると考えている」と指摘した。

  ボーイングは同委の要請に応じるかどうか問い合わせた電子メールには回答せず、「当社のこれまでの広範囲に及ぶ協力を踏まえると、委員会が非公開のやり取りを明かしたことにわれわれは深く失望している」とのコメントを発表。同委に対しては透明であり続けるとした。

  一方、同委は同社に送付した書簡の公表を控えている。

原題:House Investigators Want to Talk to Boeing Workers About 737 Max(抜粋)

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