電子たばこ関連の肺障害が1299件に、着実な増加たどる-米CDC
Robert Langreth-
死亡の報告件数も18件から26件に増加-最新週間報告
-
比較的若い男性の割合が高い-35歳未満が約80%、男性70%
電子たばこ使用に関連する肺障害について米国での報告件数が8日時点で1299件と、先週の1205件から増加したことが、米疾病対策センター(CDC)の最新週間報告で明らかになった。
- 死亡も18件から26件に増加ーCDCが10日発表
主な洞察
- この障害の原因はまだ不明で、全ての事例と関連付けられる唯一の製品または物質はない
- 大麻の主な有効成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)を含む製品が、原因として疑わしいことに変わりはない。CDCによると、詳細な情報が入手できた事例では76%が単独あるいはニコチン製品との併用でTCH含有製品を使用。肺障害に陥った電子たばこ吸引者でニコチン入り製品だけを使用していた割合は13%にとどまった
- こうした肺障害では比較的若い男性の割合が高い。35歳未満が全体の約80%を占め、男性は70%。報告された地域は全米49州とコロンビア特別区、1つの米領
原題:
Vaping Lung Injuries Show Steady Climb, Rising to 1,299 Cases(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE