スバル社長:20年の米販売は72万ー73万台見込む、主力車種が堅調
堀江政嗣-
「フォレスター」や「クロストレック」などSUV好調で3-4%増
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19年の米市場のシェアは初の4%台の可能性-中村社長
SUBARU(スバル)は、2020年の米国での自動車販売台数が72万ー73万台程度と見込んでいることを明らかにした。米市場全体の低調が続く中、主力車種の販売が引き続き堅調で、今年の見込みと比べて3ー4%程度の増加となる。
スバルの中村知美社長が12日、都内本社で記者団に対して明らかにした。19年は計画通り70万台程度を見込んでおり、米国での市場シェアも同社として初めて4%を超える可能性がある。
「フォレスター」や「クロストレック(日本名:XV)」など多目的スポーツ車(SUV)が引き続き好調で、新型に切り替わる「アウトバック」なども販売増に寄与するとみているという。
中村社長は米国でのさらなる販売強化を目指し、一定期間内に月額定額料金で顧客にスバル車を運転してもらえるようにするサブスクリプションモデルのシェアリングサービスの導入を検討しているとした上で、「そろそろ始めるのではないか」とも述べた。
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