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独VW、MANエネルギー部門売却が難航-関係者

  • VWはこれまでの買収提案に失望、同部門の保持を決める可能性も
  • MANエネルイギーは船舶用エンジンなどを手掛ける

フォルクスワーゲン(VW)は船舶用エンジンなどを手掛けるMANエネルギーソリューションズ部門の売却を検討してきたが、これまでの買収提案に失望していることが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。

  VWは昨年以降、米カミンズなどを含む買い手候補と協議してきた。競合他社の三菱重工業なども以前に関心を示していた。VWはより良い提案がない場合、同部門の保持を決める可能性もある。部外秘情報だとして関係者は匿名を条件に明らかにした。

  同社は約9カ月前にMANエネルギーソリューションズと変速機メーカーのレンクの売却を含む戦略選択肢の検討を決めていた

  VWはコメントを控えた。カミンズはすぐには取材に返答せず、三菱重工は営業時間外で連絡が取れなかった。

原題:VW Is Said to Struggle With Sale of MAN Energy Solutions Unit (抜粋)

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