Photographer: Nelson Ching/
Cojp
スターバックスが中国で2000店超休業、新型肺炎受け-見通しにリスク
Leslie Patton-
通期の見通しは維持したが、店舗休業による影響は含まれず
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19年10-12月の既存店売上高は5%増-予想上回る
スターバックスは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国本土で2000店舗余りを休業させている。同社の最も重要な成長市場である中国で、新型肺炎による死者数は100人を超えた。
このニュースは同社が28日発表した好決算に暗い影を落とした。2019年10-12月(第1四半期)の既存店売上高は5%増と、コンセンサス・メトリックスがまとめた予想平均(4.6%増)を上回った。
同社は20年度通期(20年9月終了)の見通しを維持したが、まだ計算できないため店舗の一時休業による影響は含まれていないと説明した。
ケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で、 同社としては通期の財務見通しを引き上げる計画だったが、新型ウイルスの感染拡大防止策が強化される中、方針を変更したと述べた。
スターバックスの株価は時間外取引で上昇から下落に転じ、一時1.4%安まで値下がりした。
原題:Starbucks Shuts China Cafes on Virus, Threatening Outlook (3)
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