メッツ買収交渉が決裂、ヘッジファンド資産家のコーエン氏-NYP
Eben Novy-Williamsヘッジファンドで資産を築いたスティーブ・コーエン氏は米大リーグのニューヨーク・メッツ買収に向けた協議を打ち切った。米紙ニューヨーク・ポスト(NYP)が報じた。
コーエン氏はメッツの権益80%を取得する話し合いを進めていたが、メッツの現オーナー側が協議終盤で条件を変更し、買収交渉は物別れに終わった。NYPが事情に詳しい関係者を引用して伝えた。関係者の氏名は明示していない。
メッツのオーナーは4日、守秘義務契約などがありコメントできないと資料で説明した。
ブルームバーグ・ニュースは昨年12月、コーエン氏がメッツの価値を大リーグ史上最高の26億ドル(約2800億円)と評価し、買収合意に近づいていると報じていた。
米ポイント72アセット・マネジメントを所有するコーエン氏は現在、メッツの少数株主。ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、同氏の純資産は92億ドル。
原題:
Steve Cohen’s Talks to Acquire Mets Have Collapsed, NY Post Says(抜粋)
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