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シスコの2-4月期見通し、市場予想より大幅減収の可能性示唆

シスコシステムズは12日、2-4月(第3四半期)売上高がアナリスト予想よりも大幅に減少する可能性を示した。企業がコンピューターネットワークへの投資拡大に依然慎重なことが浮き彫りになった。

  発表資料によると、2-4月期売上高は前年同期比で1.5ー3.5%減少する見込み。ブルームバーグが集計した売上高のアナリスト予想平均は126億ドル(約1兆3800億円)で、シスコの予想レンジの中央値はこれに一致した。調整後1株利益は79ー81セントの見通しで、アナリスト予想平均は80セントだった。

  シスコは2四半期連続で減収見通しを示しており、主力のネットワーク機器販売事業が企業や政府機関の支出低迷で依然として苦戦していることが示唆された。

  12日の米株式市場時間外取引ではシスコ株は一時約2.5%下落した。

  2019年11月-20年1月(第2四半期)の純利益は28億8000万ドル(1株当たり68セント)と、前年同期の28億2000万ドル(同63セント)から増加した。売上高は4%減の120億ドル。一部項目を除いたベースの1株利益は77セントだった。アナリスト予想平均では1株利益は76セント、売上高は119億8000万ドルだった。

原題: Cisco Gives Sluggish Sales Forecast on Lingering Slowdown (1)(抜粋)

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