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トランプ大統領、司法介入を否定-ストーン被告を巡る刑事裁判で

  • 禁錮7─9年とした検察側の求刑について「不名誉」だと指摘
  • ストーン被告に恩赦を与えるか検討中かとの質問には答えず
トランプ大統領

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Photographer: Jim Lo Scalzo /EPA

トランプ米大統領は12日、元顧問のロジャー・ストーン被告に対する検察の求刑を批判した自身のツイッター投稿について、政治的干渉には当たらないとし、同被告の刑事裁判への介入を否定した。

  司法省が11日、禁錮7─9年とした検察側の求刑を取り消したことを受けて、検察官4人が担当を辞任。この求刑撤回の前に大統領は、ストーン被告への扱いは不公正だとツイートしていた。同被告は2016年大統領選へのロシア介入疑惑捜査を巡り議会への偽証などの罪で有罪判決を受けていた。

  トランプ大統領はエクアドルのモレノ大統領との会談で記者団に対し、司法省が検察側の求刑を軽減する方針を示したことを受けて、検察官は「全員大急ぎで去っていった」と語った。

  トランプ大統領はまた、検察側の当初の求刑について、「米国にとり不名誉なことだ」とし、検察側はストーン被告に謝るべきだと述べた。同被告に恩赦を与えるかどうか検討しているかとの質問には直接答えなかった。

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原題:
Trump Denies Meddling in Stone Case and Then Scolds Prosecutors(抜粋)

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