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サンダース氏が全米単独首位、加州も圧倒的優位-民主党候補争い

更新日時
  • バイデン氏は15%で2位につけたが支持率は先月から11ポイント低下
  • 加州で勝利すれば民主党の公認指名獲得に必要な代議員の10%を確保
Former Vice President Joe Biden (L) greets Sen. Bernie Sanders (I-VT) before the Democratic presidential primary debate at Drake University .

Former Vice President Joe Biden (L) greets Sen. Bernie Sanders (I-VT) before the Democratic presidential primary debate at Drake University .

Photographer: Scott Olson/Getty Images North America

2020年米大統領選の民主党候補の公認指名争いは、バーニー・サンダース上院議員が全米の支持率で単独首位となる一方、カリフォルニア州でも圧倒的な優位に立った。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースなどの世論調査の結果明らかになった。

  民主党の予備選有権者を対象に今月14-17日に実施した全米調査の結果によれば、サンダース氏が支持率27%でリードし、バイデン前副大統領は15%で2位につけたものの、支持率は先月から11ポイント低下した。サンダース氏の支持率は先月と変わらず。

  マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長とエリザベス・ウォーレン上院議員が14%、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長が13%、エイミー・クロブシャー上院議員が7%で続いた。

  一方、カリフォルニア公共政策研究所が18日に公表した世論調査の結果によると、サンダース氏は32%に支持を伸ばし、他の候補を大きくリードした。

  カリフォルニア州は、3月3日の「スーパーチューズデー」に予備選が集中する14州の一つで、同州で勝利すれば、民主党の公認指名獲得に必要な代議員の10%を確保できる。

  今月7-17日に実施した世論調査の結果によれば、バイデン氏の支持率は14%、ウォーレン氏は13%、ブルームバーグ氏とブティジェッジ氏は12%と、いずれも誤差率(プラスマイナス5.7ポイント)の範囲内でほぼ横並びとなった。

  エマーソン大学の全米調査では、サンダース氏が支持率29%でバイデン氏を抜いて首位となり、後者は22%と8ポイント下げた。ブルームバーグ氏は14%と7ポイント支持を伸ばし、ウォーレン氏(12%)を抑えて3位となった。

(ブルームバーグ氏はブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの創業者で、過半数株式を保有している)

原題:Sanders Leads Democratic Field With 27%: WSJ/NBC News Poll

Bernie Sanders Jumps to Commanding 32% Lead in California Poll

Sanders Holds Lead Over Biden, Bloomberg in Emerson Poll(抜粋)

    (エマーソン大の全米調査結果を追加して更新します)
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