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サバ・キャピタルが82%リターン、CDSなど駆使し同業ファンドに差

ボアズ・ワインスタイン氏の旗艦ヘッジファンドは、1-3月(第1四半期)に82%のリターンを上げた。金融危機後で最悪の混乱に市場が見舞われる中、ヘッジファンドの多くはリターンを確保するのに苦労している。

  ワインスタイン氏のサバ・キャピタル・マネジメントは年初から好調だったが、リターンをさらに拡大させた。小売り・エネルギー分野のクレジット・デフォルトスワップ(CDS)やデリバティブ(金融派生商品)の取引が奏功し、同ファンドは既に2月の時点でリターンが急上昇していた。サバ・キャピタルの運用資産は3月初めの時点で22億ドル(約2380億円)。

  事情に詳しい投資家によれば、82%のリターンは3月20日までに達成。この投資家は情報が非公開だとして匿名を条件に語った。サバ・キャピタルの担当者はファンドのパフォーマンスについてコメントを控えた。

原題:Boaz Weinstein Bucks Market Rout With Peer-Beating 82% Gain (1)(抜粋)

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