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ユーロ圏の経済縮小、底を打った-デギンドスECB副総裁

新型コロナウイルスを原因とするユーロ圏の景気悪化は底を打ち、7-9月(第3四半期)に回復する見通しだと、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁が述べた。

  パンデミック(世界的な大流行)封じ込めのためのロックダウンで、欧州は戦後最悪のリセッション(景気後退)に陥ると見込まれたが、ユーロ圏諸国はようやく段階的に経済活動を再開し始めた。ただ、ユーロ圏の域内総生産(GDP)が2022年までにパンデミック前の水準を回復する公算は小さいとECBはみている。

  デギンドス氏はスペインの大学ESADEが主催したオンラインディスカッションで、「経済の収縮という点では、すでに底を打ったと思う」と述べた。

European Central Bank President Mario Draghi Announces Rates Decision

デギンドスECB副総裁

写真家:Alex Kraus / Bloomberg

原題:
ECB’s Guindos Says Euro-Area Economic Contraction Has Hit Bottom(抜粋)

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