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【新型コロナ】米国、さらなる中国批判-インドがロックダウン延長

更新日時
  • 英とイタリア、1日当たりの死者数が3月以降では最少
  • アップル、世界の約100店舗が営業再開-今週米国で25店舗
TOPSHOT - People wait in line at a safety distance to shop at the food market of Porta Palazzo in Turin on May 4, 2020.

TOPSHOT - People wait in line at a safety distance to shop at the food market of Porta Palazzo in Turin on May 4, 2020.

Photographer: MARCO BERTORELLO/AFP

トランプ米政権は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の責任は中国にあると批判を強めている。ナバロ米大統領補佐官は、中国がウイルスを世界から隠蔽(いんぺい)し、旅客機で多数の中国人を海外に送り込み、拡散させたと指摘した。

ナバロ米補佐官、中国がウイルス感染者を旅客機で世界に派遣と非難

  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済は新型コロナのパンデミックから回復するが、その過程は2021年の終わりまで長引く可能性があり、先行きはワクチン開発の成否に左右されるとの見方を示した。

パウエルFRB議長:米経済の回復過程、21年末まで長引く可能性

  インド政府は国内の新型コロナ感染拡大に歯止めがかからない中、全国的なロックダウン(都市封鎖)を31日まで延長する。一方、経済活動を支援するため特定分野でのさらなる規制緩和を打ち出した。

インドが31日までロックダウン延長、一部では規制緩和-感染拡大続く

  英国とイタリアでは新型コロナ感染症(COVID19)による1日当たりの死者数が3月以降では最少となった。一方、フランスでは同死者数が4月23日以来の水準に増えた。韓国のナイトクラブ関連の感染者数は計168人に増加した。

  中国の17日の新規感染症例は7件で、そのうち国内感染は3件だった。

中国のコロナ感染症例、17日は7件増-吉林省と上海で国内感染計3件

  米アップルは新型コロナの流行で休業を余儀なくされた全世界の約100店舗で営業を再開しているとし、今週には全米で約25店舗、カナダで12店舗を再開すると明らかにした。一部の店舗は商品の受け取りまたは店頭サービスのみになる。

アップル、全世界の約100店舗が営業再開-今週は米25店舗で予定

  トランプ米大統領は17日、プロスポーツの再開は米国の「精神」にとって極めて重要との見解を示した。大統領は21日、フォード・モーターが人工呼吸器や個人用防護具の製造に転用した工場を視察し、同社とゼネラル・エレクトリック(GE)の新型コロナ感染拡大への対応協力について話し合う。

トランプ大統領、プロスポーツ再開は米国の精神にとって極めて重要

  米国の感染者数は1.5%増加した。増加率はこの1週間の平均の1.6%を下回った。米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データによれば、世界の新型コロナ感染者は470万人を突破、死者は31万5000人を上回った。

  ニューヨーク州のクオモ知事は現地時間17日午後の会見で、その場で自らPCR検査を受けた後、州住民に積極的に検査を受けるよう訴えた。

  英製薬会社アストラゼネカは9月までに最大3000万回分、年内に1億回分のワクチン製造を目指し、最初に英国に提供する方針。

  アザー米厚生長官は17日、トランプ政権は3億回分の新型コロナワクチンの年内製造を目指していると述べた。実現できない可能性もあり、これは公約ではなく目標だと説明した。

原題:India Extends Lockdown; Japan in a Recession: Virus UpdateU.S. Steps Up China Blame; Japan in a Recession: Virus Update(抜粋)

(インドのロックダウン延長などを追加して更新します)
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