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香港ハンセン指数、アリババ採用に道開く-種類株も可能と規定改正

  • 種類株やセカンダリー上場も指数構成銘柄入り認める
  • 大中華圏の企業が対象、8月の指数見直しの際に採用へ

香港証券取引所の主要株価指数であるハンセン指数は、種類株やセカンダリー上場も構成銘柄に採用すると規定を改正した。電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングといった大手中国企業の指数採用に道を開く決定で、低調なリターンに長年悩んできたパッシブ運用の投資家には朗報となる可能性がある。

  ハンセン指数を提供する恒生指数有限公司(HSI)が18日、発表した。待望されていた改正で、金融株が多くを占めるハンセン指数の構成に変化をもたらす一歩となるが、種類株とセカンダリー上場はそれぞれ比重の5%と上限が設定された。

  HSIは「圧倒的な市場の支援」を受けて規定を改正したと説明。構成銘柄に変更がある場合は今年8月の指数見直しの際に、大中華圏の企業に限定して適用する。

原題:Hang Seng Revamps Benchmark Index to Open Door for Alibaba (2)(抜粋)

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