新型コロナ、発症から11日後には感染力なし-シンガポールの研究
Yoolim Lee-
最新の調査結果は退院指針に影響を与える可能性
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現在の退院基準は感染性ではなく陰性結果に基づく
シンガポールの感染症専門家による新しい研究によれば、新型コロナウイルス感染症(COVID19)患者は発症から11日後には検査で陽性反応を示したとしても、もはや感染力はないという。
シンガポールの国立感染症センターとシンガポール医学アカデミーの共同研究論文は検査が陽性であっても「感染力または生存ウイルスと同等の意味ではない」し、このウイルスは「発症11日目以降は分離も培養もできなかった」と指摘した。
この論文はシンガポールの患者73人の調査に基づいてまとめられた。
最新の調査結果は、同国の患者の退院指針に影響を与える可能性がある。現在の退院基準は感染力の有無ではなく陰性結果に基づく。
シンガポールの累計感染者3万1068人のうち、約45%に相当する1万3882人が23日正午までに病院などから退院している。
原題:
Covid-19 Patients Not Infectious After 11 Days: Singapore Study(抜粋)
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