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英首相上級顧問、辞任を否定-ロックダウン中に外出規制に違反

  • ジョンソン首相は引き続きカミングス上級顧問を擁護
  • カミングス氏はロックダウン中に遠出したとして批判浴びている
Dominic Cummings, senior aide to Prime Minister Boris Johnson, makes a statement inside 10 Downing Street, London, Monday May 25, 2020, over allegations he breached coronavirus lockdown restrictions. (Jonathan Brady/Pool via AP)
Dominic Cummings, senior aide to Prime Minister Boris Johnson, makes a statement inside 10 Downing Street, London, Monday May 25, 2020, over allegations he breached coronavirus lockdown restrictions. (Jonathan Brady/Pool via AP) Photographer: Jonathan Brady/PA Pool

ジョンソン英首相の側近、ドミニク・カミングス上級顧問がロックダウン(都市封鎖)中に遠出した問題で、同上級顧問は25日、自身の判断は間違っておらず、辞任や謝罪の必要はないとの見解を示した。

  この問題で批判を浴びているカミングス氏は、自身の去就を決めるのはジョンソン首相だと述べた。

  同氏は首相官邸のローズガーデンで記者団に、「私は自分がしたことを後悔していない」と発言。「他の人は同意しないかもしれないと理解しているが、私は自分が正しい判断をしたと思っている」と語った。

  ジョンソン首相は引き続きカミングス氏を擁護したが、この問題が不快な思いを引き起こしたことは遺憾だと語った。

  カミングス氏はロックダウン中の3月下旬に250マイル(約400キロメートル)余り離れた両親宅まで車で移動した。同氏は当時、自身が新型コロナウイルスに感染した可能性が高いと考えており、自分と妻の感染が判明した場合、4歳の息子の面倒を誰に見てもらうかについて心配していたと説明している。

原題:
Johnson Aide Refuses to Quit Over Claim He Breached Lockdown (1)(抜粋)

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