トルコ、1-3月GDPは前年同期比4.5%増-マイナス成長免れる
Cagan Koc-
ブルームバーグ調査の予想中央値は4.9%増
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経済成長率は通年でプラスになると財務相が繰り返し述べている
トルコ経済は1-3月(第1四半期)に伸びが鈍化したものの、プラス成長を維持した。新型コロナウイルス感染拡大の厳しい影響にもかかわらず、国内総生産(GDP)は前年割れを免れた。
1-3月GDPは前年同期比4.5%増。ブルームバーグが24社を対象に実施した調査の予想中央値(4.9%増)には届かなかった。昨年10-12月(第4四半期)は6%増だった。1-3月GDP(季節・営業日調整済み)は前期比0.6%増。
アルバイラク財務相は今年のトルコ経済成長率が通年でプラスになると繰り返し述べているが、マイナスに陥るとの見通しは多い。
トルコの2020年GDP成長率予想 | |
---|---|
国際通貨基金(IMF) | -5% |
欧州復興開発銀行(EBRD) | -3.5% |
S&Pグローバル・レーティング | -3.1% |
フィッチ・レーティングス | -3% |
トルコ中央銀行の予測調査 | -1.2% |
原題:Turkey Avoids Contraction With Consumption Leap Before Virus (1)(抜粋)
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