バイデン氏、クリーンエネルギー投資2兆ドル提案へ-関係者
Jennifer Epstein、Ari Natter、Jennifer A. Dlouhy
更新日時
-
バイデン氏の計画には気候保全公社の創設も含まれると別の関係者
-
EVなどへの早期切り替えを促すため金券配布なども提案へ
1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。
11月の米大統領選の民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領は14日、2035年までの100%クリーン電力基準を設定するよう呼び掛け、4年間で2兆ドル(約214兆円)規模のクリーンエネルギー投資を提案する。計画に詳しい関係者2人が13日に明らかにした。
バイデン氏の新たな公約は、気候変動対策と化石燃料の消費削減について、同党進歩派の優先事項への明確なシフトとなる。計画の説明を受けた関係者が匿名を条件に語った。
別の関係者によれば、バイデン氏の計画には気候保全公社の創設も含まれる。大恐慌当時、フランクリン・ルーズベルト大統領が講じた雇用対策プログラムをモデルとする。
このほか、シューマー民主党上院院内総務のアイデアを取り入れ、ガソリン車からプラグイン電気自動車(EV)やハイブリッド車、水素燃料電池車などへの早期切り替えを促すため金券配布なども提案する。農村部も含む充電インフラ整備のための多額の資金プログラムも打ち出す。
原題:Biden To Call for $2 Trillion in Clean Energy Spending(抜粋)
(計画の詳細を追加して更新します)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE