ソフトバンクG孫社長、金融機関への担保が約1400万株減少
日向貴彦、Pei Yi Mak
更新日時
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みずほ銀や新生銀で増加、クレディ・スイスやピクテで減る
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「私個人の借り入れは数千億円ある」、5月の会見で孫氏が発言
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ソフトバンクグループの孫正義社長が国内外の銀行、証券会社など金融機関に対し担保提供している自社の株数が、半年前と比べ約1400万株減少した。
孫社長と関連会社が24、25日に関東財務局に提出した変更報告書を基にブルームバーグが集計した。24日の株価終値で試算すると、金額ベースで担保は3月時点と比べ約850億円減ったことになる。金融機関別ではみずほ銀行や新生銀行で増えた半面、クレディ・スイスやUBS、ピクテなどで減った。
孫社長は5月の決算会見で、「私個人の借り入れは数千億円ある」と述べていた。
ソフトバンクG株の24日終値は6087円。同社が総額2兆5000億円の自社株買い計画や4兆5000億円の資産売却計画などを発表した影響で、3月末時点と比べると約6割上昇している。
(25日開示の訂正報告書の内容を踏まえ、最新情報に更新します)
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