アマゾンがクラウドゲーム市場進出-グーグルやマイクロソフトを追撃
Matt Day-
「ルナ」の月額利用料、導入当初は5.99ドル
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高価なゲーム機やゲームソフト不要でプレー可能
米アマゾン・ドット・コムはストリーミング配信型のクラウドゲーム市場に参入する。
同社は24日のイベントで、クラウドゲーム・サービス「ルナ」を発表した。高価なゲーム機やゲームソフトに大金を払わずともプレーできる同サービスの料金は、導入当初の期間は月額5.99ドル(約630円)で、「バイオハザード7・レジデント・イービル」や「コントロール」などのゲームソフトが含まれる。
アマゾンの「ファイアTVスティック」だけでなく、「ウィンドウズ」搭載機器やアップルのコンピューター、スマートフォン、タブレットなどで利用でき、キーボードやマウスのほか、ルナの専用コントローラーでもプレーできる。
ルナは当初は試験的に導入され、その参加者だけが利用可能だが、アルファベット傘下のグーグルやマイクロソフト、エヌビディアが近年打ち出したクラウドゲームサービスとしのぎを削ることになる。
アマゾンはクラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を通じ、オンデマンド・ソフトウエアサービスで最大のネットワークを運営していることから、クラウドゲーム市場への参入は以前から予想されていた。
原題:
Amazon Chases Google, Microsoft Into the Game-Streaming Market(抜粋)
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