まじか…! 「話のさわり」の意味、50%以上の人が誤用してるって知ってた?

    知らなかったです……

    突然ですが、問題です

    意外と間違えられている「さわり」の意味

    日常生活や文章の中でよく使われている「さわり」という言葉。「話のさわりを伝える」のように、「話などの最初の部分のこと」という意味で使っている人も多いのではないでしょうか。実はこの言葉、とっても誤用が多い言葉なんです。


    さわり〔さはり〕【触り】 の解説

    4 義太夫節の一曲の中で、一番の聞きどころとされる箇所。

    5 《4から転じて》広く芸能で、中心となる見どころ・聞きどころ。また、話や文章などで最も感動的、印象的な部分。

    出典:デジタル大辞泉(小学館)

    デジタル大辞泉によると「さわり」の意味は「中心となる見どころ・聞きどころ」。実は全く違った意味の言葉だったんですね……!

    50%以上の人が間違っているというデータもあります

    文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の平成28年度調査では、「さわり」の意味を「話などの最初の部分のこと」だと思っている人が53.3%、「話などの要点のこと」だと思っている人が36.1%というデータが出ています。

    約半数の人が誤用しているなんて驚きですね……! みなさんは正しい意味を知っていましたか……?