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猫1匹でさみしくないの?その疑問お答えします。「おひとり猫」3つのメリットとは?

1匹でさみしくないかな?

本誌『ねこのきもち』のアンケートによると、猫飼いさんのなかで1匹飼いのおうちは約5割。留守がちなお宅だと「さみしくないかな」「退屈していないかな」「やっぱりもう1匹いたほうが…」と、飼い主さんは愛猫を心配して、アレコレ心配してしまいますよね。

今回はそんな1匹飼いの猫のキモチになって、『おひとり猫』のメリットをご紹介します。

おひとり猫のメリット1:マイペースでノンストレス

実は意外に、猫ちゃんは「おひとり様」を楽しんでいるそう。

もともと、猫は単独行動する動物ですから、1匹でいるのはごく自然なこと。野性の猫ちゃんは、たいてい生後5〜6カ月頃になると少しずつ母猫やきょうだい猫から離れ始め、1匹で行動するようになります。

そのため、おひとり猫ちゃんでも、“ひとりで不安”という気持ちは感じても、人間のような“さみしい”という感情は薄いようです。それよりも、気ままにマイペースで過ごせることのほうが、猫ちゃんにとってはメリットが大きいといえるでしょう。

おひとり猫のメリット2:飼い主さんを独り占めできる

おひとり猫ちゃんは、人間でいうところの“ひとりっこ”と同じようなもの。同居猫(=きょうだい)に気を遣わず、思いっきり飼い主さん(=親)に甘えられるのが、最大のメリットでしょう。

ほかの猫ちゃんがいると、どうしても猫同士が意識しあって、“猫の世界”を形成してしまいます。猫ちゃんの性格にもよりますが、複数飼いの場合は、飼い主さんと1対1の時間が持ちにくく、甘えたり抱っこをねだったりができない場合も。

猫ちゃんが気を遣うことなく、飼い主さんと濃密な時間を過ごせるのも、一頭飼いならではのメリットですね。

おひとり猫のメリット3:手厚く体調管理できる

トイレに血尿や吐いたフードなど、飼い猫の健康にかかわる異常を見つけた場合、複数飼いだと「どの猫がしたのかわからない~」と迷ってしまうことも。でも、おひとり猫ちゃんの場合、そんな心配はありません。

食事もトイレも1匹のためだけに用意したり確認できるので、細やかなお世話ができ、ささいな変化にも気づきやすいメリットがあるでしょう。

特に、療養食を与えている猫ちゃんの場合、間違ってほかの猫ちゃんのフードを食べたり、ほかの猫が療養食を食べてしまうということが起こらないので、体調管理がしやすいですね。



出典元/「ねこのきもち」2015年7月号『“おひとり猫”マニュアル』
監修/加隈良枝先生(帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授)
イラスト/山村真世
文/ヤマモト トモミ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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