猫と暮らす
UP DATE
成猫・シニア猫になったら、フードやトイレのお世話はどう替える?
毎日必要なフードは、どう切り替えるといい?
一方、だいたい7才を過ぎたころからシニアの世代に入る猫の場合、フードもシニア用に切り替えます。年齢により活動量が減ってくるのがサインです。成猫用のフードではそれぞれの猫の体調により栄養が合わなくなることも。シニア用の総合栄養食を選ぶとよいでしょう。
成猫、シニア猫、それぞれのトイレの変化をよく観察。
シニア猫の場合には、体の動かし方が変わってくるため、トイレの段差をなくすなど工夫が必要です。また、シニア猫は病気にもかかりやすくなるため、腎臓の病気にかかると、多飲多尿の症状が見受けられるようになるともいいます。トイレの様子をこまめにチェックすることで、体調の変化に気づくこともできますよ。
それぞれの年代で注意したいこととは?
年齢を重ねると体に衰えが見え始めるのは、猫も人間も一緒です。猫は1ヶ月に500g減った場合でも病気の可能性が高くなり要注意ですから、体重を定期的に量ることも重要。気になったらすぐに獣医師に相談をしましょう。
毎日一緒にいると、なれから気づきにくくなる点も増えていきます。よく観察して、猫の成長に合わせたケアを怠らないようにしたいものです。「年齢」をひとつのカギにして、飼い猫が快適に過ごせるようお世話したいですね。
出典/『ねこのきもち』2017年12月号『ねこの「変化」はお世話の替えどきです』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/阿部康子
UP DATE