大野雄 痛すぎる3被弾「申し訳ない」 竜ホーム開幕戦飾れず チーム被本塁打13は12球団ワースト
2020年6月27日 06時00分
◇26日 中日●1ー4〇広島(ナゴヤドーム)
エースがまさかの火ダルマ…。中日・大野雄大投手(31)が26日、本拠地開幕となる広島戦(ナゴヤドーム)に先発登板。4イニングを投げ2被弾含む6失点だった開幕戦から汚名返上を期したが、広島の主砲・鈴木誠に2発を浴びるなど再び一発攻勢の前に6イニング4失点でKOされた。チームも7試合で早くも12球団ワーストの計13被弾となり痛恨の4連敗。空中戦阻止へ早急な対策が求められる。
次々と描かれる放物線の前に苦い表情を浮かべるしかない。開幕戦で打ち込まれて1週間。汚名返上に燃えていたエース・大野雄が、一発攻勢に沈んだ。コイの主砲・鈴木誠に2打席連続、メヒアにも打たれた。「申し訳ないです」。菊池の適時打を含めて6イニング4失点で降板した。
無観客の今季初本拠地に衝撃音が響く。2回、鈴木誠にフルカウントから外角低めツーシームを弾丸ライナーで左中間席手前のラバー部分へたたきこまれた。「真っすぐを意識させて、柵越えを防ぐためのツーシーム。うまく打たれました」。続くメヒアにも左翼席へ被弾。4回には再び鈴木誠にバックスクリーン左へ放り込まれた。
「相手は大瀬良投手。先に点はやれないと思っていたのですが、リードされた状態でマウンドを降りてしまいました」。大野雄が落胆を隠せない。自身はこれで2戦5被弾。チームも12球団ワーストの7戦13被弾の惨状だ。一方、打ったのは4本のみ。与田監督は空中戦で完敗する現状に「捕手の要求通りに投げられないからそういう試合展開になってしまう。野手に負担をかける展開がちょっと続いています」と苦虫をかみつぶした。
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